2016年の春の酵素を作りに山梨に行きました。
2016年の春の酵素を作りに山梨県のオオムラサキセンターまで
行きました。
春の酵素を作るにはきれいな空気と土壌が大切で、都内では期待できないので、
毎年山梨にでかけて作っています。
今年は増富温泉周辺はまだ草が十分生えていないととのことでしたので
オオムラサキセンターになりました。
現地に山梨手作り酵素の会の松永さんも素手に到着されており、私たち夫婦の
他,あと一組いました。
なんと!今年は計測すると二人で8㎏の草を摘むことができました。
1時間ほど草を摘んだあと、松永さんの自宅に移動し、そこで草を軽く洗います。
水切りのために網に入れて、物干し台にぶら下げました。
このときちょうど12時を知らせるチャイムが鳴りました。
松永さんがお昼も用意してくださっており、五穀米のおにぎり、
つくしんぼの佃煮、菜の花のおひたし、鶏肉団子の汁物を
ごちそうしていただきました。
特においしかったのが手作りのフキノトウの佃煮、
小梅の梅干しで絶品でした。
おなかが満腹になっていよいよ仕込みが始まりました。
私が草を切る役目
夫は白砂糖や発酵促進の昆布由来の響魂を入れてかき混ぜます。
いつもの倍の8キロありましたので結構切り甲斐がありました。
草の香りがぷーんとしてきます。
もうすでに浸透圧で草の汁が溶け出してきています。
家に持ち帰って、自分の常在菌を混ぜ込みながら
かき混ぜて発酵を待ちます。
かき混ぜていくと砂糖の甘さから急に変わります。
それは砂糖が草の細胞のミトコンドリアを
抽出してくれている甘さなのです。
とてもまろやかな甘さに変化するのです。
ミトコンドリアのない白砂糖は精製する過程で、
ビタミンやミネラルがほとんど失われた
ただの甘味だけになってしまいますが、
したがって砂糖のすべてがエネルギーに転化されるのです。
白砂糖の弊害がなくなるのです。
また白砂糖の浸透圧を利用して植物幕から酵素を抽出するのです。
非加熱で取り出すことができるのです
浸透圧を利用すると、成分を壊さないで酵素を抽出することができます。
これから一週間、おいしくなってね、酵素をたくさん出してねと優しく
声をかけて混ぜていきます。