生酵素、消化酵素、乳酸菌のサプリで酵素を賢く取り入れ健康に過ごす

酵素は私たちが生きていくうえでなくてはならないものです。 酵素には体内酵素と言われる「消化酵素」、「代謝酵素」があります。 そして対外酵素として食物に含まれる「食物酵素」です。 食物酵素を摂ることで体内酵素の消化酵素を使うことを減らし、代謝酵素として働かせて体を健康に保っていくといわれています。 色々な商品が出回っており、悩みますね。 酵素の働きを最大限引き出してくれる商品について 比較検討して紹介していきたいと思います。

酵素ドリンクやサプリメントの見分け方は?

ひとことで「酵素商品」といっても、

ドリンク、パウダー、ペーストなど、

その形状もさまざま。


それぞれが謳っている使用方法や

効果効能も商品によってかなり

異なっています。


こうした中、酵素選びに迷っている

方も多いのではないでしょうか?

製法が違えば、当然、体内での

作用の仕方も大きく異なってきます。


どのような視点で酵素を選べば良いのか、

その善し悪しも含めて一つずつ見ていきます。
市場に数多く存在する酵素ドリンクや

酵素サプリメント

価格帯も安いものから高額なものまで

さまざまです。


これだけ酵素商品が存在するのは、

日本ではまだ「酵素サプリメント」という

定義が曖昧であるため、色々な製法のものが

出回っているのです。


日本では一般に、酵素サプリメント

野菜や果実などの自然界にある植物性の

原料を、乳酸菌や酵母、麹菌といった

微生物の力で発酵させているものをいいます。

なぜこうした製法の商品を「酵素」と

呼んでいるのかは定かではありませんが

、おそらく日本古来の発酵食品が、

微生物が持っている酵素の力を利用して

作られてきたことに由来しているのだと

思います。

つまり、微生物の酵素の力で発酵させて

作られた植物性発酵食品を、

酵素」と総称して呼んでいるのです。


酵素サプリメントで主要な形状は

3つに分類されます。

それは「ドリンク」「粉末」「ペースト」です。

ドリンクタイプ

 

酵素ドリンクは数十種類から数百種類の

材料を使用して発酵させているものが主流。

酵素ドリンクダイエットやファスティング

派生利用されることが多く、

多くの芸能人が紹介しています。


注意すべき点は、酵素ドリンクは

清涼飲料水規格であるため、

食品衛生法に加熱工程が義務づけられて

いることです。

酵素は熱に弱く、基本的には50℃から60℃に

加熱すると働きが失われて「失活」

してしまいます。

そのため、酵素を外から体に直接補うことは

できません。

また、ドリンク状であるため水分含量が高く、

さらに希釈して飲むことが推奨されているため

最終的に摂取できる栄養素は少なくなります。

粉末タイプ

粉末化している酵素商品は2種類に分けることできます。

1.酵素ドリンクをそのまま粉末化した商品
ドリンクタイプと同じく直接体に

酵素を補えるわけではありません。
また、粉末化するために加熱工程があるため、

熱による影響や水分の消失によって、

酵素の活性も失われるか、減少します。


2.麹菌などの酵素を作る微生物が付着している

材料を粉末化している商品
微生物の持つプロテアーゼやアミラーゼ、

リパーゼといった成分を補給できる

メリットがあります。

そのため、体内に酵素を補うのではなく、

食事の消化を助けるために摂取するのが特徴です。

ただし、どちらの工程にも粉末化する際に

デキストリン」などの添加物を必要とし、

最終製品の30%くらいがデキストリン

占められている場合もあります。

 

ペーストタイプ
 
ペーストタイプもドリンクタイプと同様に

直接体内に酵素を補えるわけではありません。
しかし、清涼飲料水規格ではないため、

最終製品の加熱義務がありません。

そのため、最後まで加熱すること無く

、発酵ペースト本来の力を保った状態になります。

水分含量も約30%程度であり、ドリンクと比較しても

かなり濃度が濃い状態で製造されます。
味噌や納豆、漬物などの発酵食品は、

食材本来の力を保ったままで、

加熱することなく発酵されています。

ペーストタイプの酵素サプリメントの中でも、

製造工程で加熱することなく長期発酵

されているタイプは、

「生酵素」とも呼ぶことができ

、日本の伝統的発酵食品の技術を汲んだ

最適な製法といえるのです。

こうしたペーストタイプの製品は、

腸内に住む善玉菌のエサとなり、

腸内細菌が作る酵素を増やすことで、

腸内の酵素生産を活性化する効果が期待されます。
他に酵素サプリメントで注意したいポイント

 

他にも注意したいポイントがいくつかあります。
発酵菌にこだわっているか
発酵菌とは、食材を発酵するために使用している

微生物のことです

実は、発酵が適切に進んで体に良い成分が

生まれるかどうかは、この発酵菌の能力に

掛かっています。

もしきちんとした発酵菌を使用して

いなければ、栄養価が低いばかりか、

体に良くない成分まで生み出されて

しまうのです。


つまり、人間の体に良い成分を作る働きを「発酵」、

人間の体に悪い成分ができる働きを「腐敗」といい

、人間目線の分類なのです。

酵素サプリメントを作る際に、

こうした悪い働きをする微生物が

入っていたりすると、体に良くない成分が

作られてしまいます。

良い機能性を持たない微生物で発酵させたり

していると、上質な酵素サプリメント

にはなりません。

どのような機能性を持っている発酵菌を

使って発酵させているかは、

酵素サプリメントを選択する上で大切な要因です。

こうした判断材料を基準にして、

ぜひ自分の体や腸にあったものを選び、

賢く健康的に摂取してください。